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豊田合成 欧州事業を再編 独生産子会社の全株式を譲渡

2019年11月25日

ゴムタイムス社

 豊田合成は11月22日、ドイツの生産子会社である豊田合成メテオール(TGM)の株式を同国の事業ファンドの傘下企業であるSCUR―Alpha1123社(AEQPH社に社名変更予定、以下「AEQPH」)に全株譲渡すると発表した。

 同社は、各地域で収益構造改革を進めてきたが、欧州事業では苦戦が続いている。その中、改善策を検討した結果、TGMの全株式を譲渡することを決定した。これに伴いTGM及びTGMの子会社であるメテオールシーリングシステムは同社の連結子会社から除外されることとなる。譲渡・経営権移転の手続きについては12月末までに完了予定としている。

 なお、今回の株式譲渡などに伴う費用は210億円で、2020年3月期の決算に事業整理損失として計上する予定。20年3月期の連結業績予想については、同日公表した「業績予想の修正に関するお知らせ」に掲載されている。

 同社は、2025事業計画(中長期経営計画)において「伸びる市場・伸ばせる分野へ重点戦略」を活動の柱の1つに掲げ、成長する市場や製品領域への経営資源の重点配分を進めている。今後も、加速度的な事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来にわたる持続的な成長の実現を目指していくとしている。

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