【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情43 オランダのゴム産業(後編) 加藤進一

2019年12月02日

ゴムタイムス社

 前回は、オランダのゴム事情をお伝えしながら、タイヤ機械メーカーのVMI社を紹介しました。今回もオランダのゴム事情を説明いたします。

 オランダのロッテルダムは河口に面しており、四日市や千葉のように石油化学基地があります。

 訪れたのは、ロッテルダムにあるアルケマ社(フランス最大の化学会社)のタイヤ添加剤の工場です。品質監査のために、日本のタイヤメーカーの方と一緒に行きました。このタイヤ添加剤工場は大きな川に面しており、周りにはSHELLの大きな製油所がありました。また、この工場は歴史ある工場で、古い建物は100年近く前からあります。当時は別の製品を製造していました。ヨーロッパのゴム添加剤工場に行くと、大体100年近く前から製造しているので、古いレンガ作りの建物が残っているケースが多いのです。

 この工場では、世界中の大手タイヤメーカー向けに加硫剤を製造しています。目の前には幅500Mぐらいの川に面しています。その川で

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