原材料価格上昇で減益に ニッタの4~9月期

2019年11月01日

ゴムタイムス社

 ニッタの20年3月期第2四半期連結決算は、売上高が420億7500万円で前年同期比4・3%減、営業利益は19億2600万円で同38・4%減、経常利益は40億9800万円で同34・2%減、四半期純利益は33億7600万円で同31・1%減となった。
 損益面は、原材料価格の上昇や先行投資による人件費と減価償却費の増加により減益となった。経常利益では、持分法適用会社の需要業界の業況が低調で、持分法投資利益が減少した。
 通期予想は、第2四半期の業績と先行きの主要需要業界の動向を勘案して全項目を下方修正し、売上高は850億円で前期比4・7%減、営業利益は35億円で同38・2%減、経常利益は78億円で同32・0%減、当期純利益が63億5000万円で同29・2%減を見込んでいる。

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