ゼオンポリミクス 海外拠点課題を共有化 CM技術担当者会議を開く

2019年10月21日

ゴムタイムス社

 ゼオンポリミクス(ZPI、滋賀県大津市、佐屋利明社長)の19年度上期の生産量は若干の予算未達となった。

佐屋社長

佐屋社長

 中国の排ガス基準『国6』などの影響を受けている製品があり、「前期は過去最高の生産量だったが、今期は厳しい環境になっている」と捉えている。また、「業界の需要が落ち込んでいるため、全体的に生産が減少傾向になっている」(佐屋社長)と分析する。

 下半期は上半期の影響が続き、先行き不透明感が強いと見ており、通期でも若干、前年を下回る生産量になると見込んでいる。

 また海外拠点では、中国の瑞翁化工広州(ZPG)や瑞翁化工上海(SZ)は中国経済の減速を受けており厳しい状況。タイの「ゼオン・アドバンスド・ポリミクス(ZAP)」も現状、厳しい状況である。

 同社では、毎年6月・11月に、ZAP・ZPG・SZ駐在の生産技術者や現地技術スタッフ、同社の生産技術者を交えた「CM技術担当者会議

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