関西ロール MKブレーキが1600台達成 スタンダードモデルモデルも堅調

2019年10月21日

ゴムタイムス社

 「メイドインジャパンのものづくり」にこだわり続け、今期で設立70周年を迎えた関西ロール(大阪市大正区、髙木康彦社長)。

 同社はロール混練機をはじめ、ゴム加工機械の販売・製造、ロール機用安全装置「MKブレーキ」の販売などを通じて、ユーザーの技術と安全を支え続けている。

 19年12月期の上半期の動向によると、4~6月は受注に落ち着きが見えはじめたものの、7~9月ではとくに8月や9月は計画以上の受注が入り、フル生産状態だという。

 髙木社長は「お客様がメイドインジャパンの機械を求め、付加価値が高いテストロールなどが堅調になっている」と好調さの要因を分析する。

 また、同年度の製品別販売構成比のうち、ミキシングロール(高性能ロール)とテストロールが60%、「MKブレーキ」が15%、加硫缶(圧力容器)が10%、ラム式押出機やその他特殊機器が残りの15%を占めているのこと。

 注力製品の安全装置「MKブレーキ」については、ユーザーの危機管理に対する意識は年々高まってきており、8月時点で累計販売台数が1600台以上を突破。そのうち8割は国内向け、2割は海外日系企業向けに輸出されている状況だ。髙木社長はMKブレーキの

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