IT関連技術展に出展 豊田合成のパワー半導体

2019年10月10日

ゴムタイムス社

 豊田合成は10月9日、千葉市の幕張メッセで10月15日から開催されるIT・エレクトロニクス関連の技術展「CEATEC2019」に、「縦型GaNパワー半導体」を出品すると発表した。縦型GaNパワー半導体を用いて小型化した電力変換回路の事例を紹介する。

 パワー半導体は電力を変換する電子部品で、家電や車、産業機器などの電力変換器(インバータやコンバータ)で幅広く使われている。同社は、長年手掛けてきた青色LEDの材料である窒化ガリウム(GaN)が高い電圧に耐えられるなどパワー半導体材料としても優れた性質を持つことに着目し、電力変換器の高効率化や小型化を可能にする縦型GaNパワー半導体の開発を進めてきた。

縦型GaNパワー半導体

小型化したインバータ回路

小型化したインバータ回路

 

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー