十川ゴム 放射線遮蔽樹脂シートを開発 新規用途の探索をさらに推進

2019年10月07日

ゴムタイムス社

 

 十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)のゴムシート事業の19年4~8月売上は前年同期比で微増となった。「半導体関連など一部業界は厳しい状況にあるものの、当社のシートの需要はおおむね順調に推移している」(同社)と捉えている。

 分野別では、合成ゴムや天然ゴム、厚物シートなどの汎用品は安定した動きを見せた。フッ素ゴムやシリコーンゴムの特殊品も9月に入り需要は戻りつつある。

放射線遮蔽樹脂シート

放射線遮蔽樹脂シート

 現在、シート事業の注力製品は、放射線遮蔽各種シートを挙げる。放射線遮蔽材料は、鉛やタングステンを使用することが有効とされているが、鉛は非常に重量があり、設置が簡単にできない上、有害性や地球環境への影響も懸念される。そこで、同社はバリウムに注目し、従来の常識では考えられないような量の硫酸バリウムをゴムに配合し、かつゴム本来の持つ柔軟性を保持する「放射線遮蔽ゴムシートRSL-070」の開発に成功した。

 同シートは、東日本大震災以降、

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十川ゴム 放射線遮蔽樹脂シートを開発 新規用途の探索をさらに推進

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