東ソー CR生産能力を増強  年産3万7000tに拡大

2019年08月01日

ゴムタイムス社

 東ソーは8月1日、南陽事業所(山口県周南市)で、クロロプレンゴム(商品名:スカイプレン、以下CR)の生産能力増強を決定したと発表した。

 スペシャリティ事業を構成する機能性ポリマー製品であるCRは、自動車のホースやベルト、各種工業部品の他、接着剤や医療用手袋の用途に使用されている。特に近年では、医療用手袋用途の需要拡大により、タイトな需給環境が継続し、年産3万4000tの能力を持つ南陽事業所ではフル生産が続いている。

 同社は同計画を通じて、生産能力増強に合わせた老朽化対策を行い、安定供給を図るとともに伸長する需要拡大に対応することで、今後もさらなる事業規模の拡大と収益力の強化を図っていくとしている。

 同計画の主な内容については、南陽事業所の生産能力はデボトル増強後、年間3万7000tに拡大。投資額は約50億円、工期は2019年8月に着工し、2021年10月に完工する。

 なお、同社は今年5月に開いた新中期経営計画説明会で、CRの生産能力を増強することを発表し、「需給がひっ迫するCRは、デボトル増強を実施し、中長期的には1系列増設を視野に入れ、能力増強を検討していく」(山本寿宣社長)としていた。新中計ではCR事業をスペシャリティ事業の成長分野に位置づけ、設備投資1400億円の計画の一環として能力増強を盛り込んでいる。

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