国際海事機関(IMO)が来年から船舶の燃料油硫黄分濃度規制(SOx規制)を強化することが、カーボンブラック業界を直撃しそうだ。
カーボンブラック各社では、燃料油と原料油の値動きの格差であるプレミアムについて、需要家の理解を得ながら価格の適正化を図っている。
こうした中、海洋汚染防止条約(MARPOL条約)に基く燃料油中のSOx規制が2020年1月以降、現行の3・50%以下から0・50%以下に強化されることになっている。
SOx規制が強化されると、
2019年06月15日
2019年06月15日
国際海事機関(IMO)が来年から船舶の燃料油硫黄分濃度規制(SOx規制)を強化することが、カーボンブラック業界を直撃しそうだ。
カーボンブラック各社では、燃料油と原料油の値動きの格差であるプレミアムについて、需要家の理解を得ながら価格の適正化を図っている。
こうした中、海洋汚染防止条約(MARPOL条約)に基く燃料油中のSOx規制が2020年1月以降、現行の3・50%以下から0・50%以下に強化されることになっている。
SOx規制が強化されると、