ファインケミカル商社特集 販売堅調も原料のタイト感高まる

2018年09月07日

ゴムタイムス社

 ファインケミカル商社(ゴム・ケミカル商社)は、タイヤを始めベルト、ホースなどの工業用ゴム製品の製造に必要不可欠な合成ゴムやエラストマー、カーボンブラック、ゴム用薬品、副資材を市場へ供給する重要な役割を担っている。

 ファインケミカル商社では原材料の円滑な流通に努めるとともに、研究・技術開発部門を持つことにより、さまざまな顧客ニーズに対応しながら、市場の要求に即したスペシャリティケミカルズ製品の供給に取り組んでいる。

 東京材料、三洋貿易、加藤産商、白石カルシウム、平泉貿易など各社の販売状況は、概ね順調だ。主要需要先の自動車産業が国内外で生産が増加基調にあることや、半導体などの先端産業や建機で使われるゴムやエラストマー、副資材が堅調に推移していることがその理由となっている。

 一方、市場ではゴムをはじめ原料のタイト感が増している。特に、シリコーンゴムやフッ素ゴム、クロロプレンゴム(CR)

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