東海カーボン 通期業績予想を上方修正 韓国TCK社の連結子会社化で

2018年05月29日

ゴムタイムス社

 東海カーボンは5月28日、トーカイカーボン・コリア(以下、「TCK社」)の株式を、同社に次ぐ第2位の株主であるKCより、105万750株(発行済株式総数の9・0%)取得することに関し、同日全ての手続きを完了したと発表した。

 なお、株式取得後の同社の持分比率は44・4%だが、監査法人と協議の上、実質基準にて連結子会社となる見込み。これに伴い、特別利益(段階取得に係る差益)が約220億円発生するものと想定されることから、5月8日に公表した2018年12月期の連結業績予想を修正することにした。

 18年12月期第2四半期連結業績予想は、売上高は当初予想の880億円から894億円に、営業利益は同277億円から280億円、経常利益が同280億円から282億円、親会社株主に帰属する純利益は同202億円から428億円にそれぞれ上方修正した。

 また、18年12月期通期の連結業績予想は、売上高は当初予想の1940億円から2040億円に、営業利益は同637億円から657億円、経常利益は同648億円から660億円、親会社株主に帰属する純利益は同468億円から686億円にそれぞれ上方修正した。

 

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