合成ゴム特集 旭化成 2020年代前半に新規プラント S-SBR 欧州など複数候補地

2018年04月13日

ゴムタイムス社

 

 旭化成は高機能ポリマー事業の拡充・強化を図るため、4月1日付で高機能ポリマー事業本部の組織を再編した。

 同事業本部に新たにエラストマー事業部を新設、合成ゴム事業部にプロジェクトの推進部隊としてESP推進部を設けた。加え企画管理部傘下の合成ゴム企画室をゴム・エラストマー企画室に改称している。

 また、旭化成はナフサやブタジエン、スチレンモノマー等の市況上昇に加え、用役費や物流費などの高騰に対応、昨年に引き続き同社の合成ゴム(BR、SBR)及びスチレン系熱可塑性エラストマーを4月16日出荷分から平均25 円/kg値上げした。

 同社の低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム「S―SBR」は、国内外のタイヤメーカーからの高い支持を得ており、堅調な伸びを続けている。

 同社は現在、国内の川崎工場10万

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