ホース特集 タイガースポリマー 17年度は上期・下期とも堅調  五輪関連の情報収集力強化へ

2018年03月30日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマー(大阪府豊中市、渡辺健太郎社長)のホース事業は、産業用、家電用、自動車用、土木・建築用など幅広い分野に製品展開している。

 2017年度のホース事業は、上期・下期とも堅調に推移し、通期売上も前期を上回る見通しとなった。

 製品別では、主力のデリバリー・サクションホース「クリスタルホースシリーズ」は、用途に合わせて一般用、静電気耐電防止用、耐摩耗用、食品用など豊富な製品群を揃える。2017年度は堅調な販売状況が続き、前年度を上回った。

 ダクトホースも堅調だ。なかでも半導体向けは好調が持続し、製品では耐熱用の「タイフレキホース」が伸長した。耐熱用のタイフレキホースは、用途別に金属その他、特殊材料を用いた「V型」と、耐熱性と気密性を兼ね備えた「AP型」があり、ユーザーは使用条件に合わせて選ぶことができる。

 「半導体は需要の波が大きく、先行きは不透明なものの、お客様からの話ではしばらく良い状況が続くのではないか」(同社)と見ている。

 一方、土木・建築用の「タイレックスシリーズ」は、長尺で曲げやすく、敷設の省力化・工期短縮化が図れる特長があり、太陽光発

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