年頭所感 日本ミシュランタイヤ ポール・ペリニオ社長

2018年01月12日

ゴムタイムス社

 2018年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 日本ミシュランタイヤは、国内市場における新車用タイヤ事業、補修用タイヤ事業、そして群馬県太田市を拠点とした研究開発の3つを事業の柱としています。加え、ミシュランガイド(レッドガイド、グリーンガイド)事業とライセンス事業、そして、SUPER GTへの参戦などモータースポーツ活動も、ミシュランブランドを支える重要なファクターです。あらゆる形で人々やモノのモビリティに貢献したいというミシュランの思いは、1889年の創設以来、今も変わっておりません。

 旧年も、ミシュランのもの作りのポリシーである「ミシュラン・トータル・パフォーマンス」に基づき、タイヤに求め
られる安全性・耐久性・ハンドリング性能・グリップ感・ウェットブレーキング・快適性・静粛性・直進性など、あらゆる性能に妥協せず、高次元で融合させる真摯な取り組みを続けてまいりました。タイヤは高度な技
術製品であり、その進化のスピードは日進月歩です。その結果、2017年は多くの新製品を日本市場に投入し、皆様にご好評をいただくことができました。

 乗用車タイヤにおいては、4月にハイスペック・スポーツタイヤ「MICHELIN Pilot Sport 4S(ミシュラン パイロットスポーツ フォーエス)」を、8月には新スタッドレスタイヤ「MICHELIN XーIce3+(ミシュラン エックスアイス スリープラス)を発売いたしました。また、専用設計のMICHELIN Pilot Sport Cup 2(ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー)を、新型MercedesーAMG GT Rおよび新型ポルシェ 911 GT3向けにそれぞれ新車装着いたしました。商用車タイヤにおいては、8月にスタッドレスタイヤ「MICHELIN AGILIS XーICE」(ミシュラン アジリス エックスアイス)を、トレーラー用タイヤでは「ワイドシングルタイヤ
「MICHELIN X One(ミシュラン エックスワン)」シリーズのトレーラー専用タイヤ「MICHELIN X One MULTI Energy T( ミシュラン エックスワン マルチエナジー ティー)」を5月に、BFGoodrich(BFグッドリッチ)のトラック用タイヤ4パターンを9月より順次日本市場に本格投入しています。二輪車用タイヤではHearleyーDavidson(ハーレーダビッドソン)との提携関係を更に深め、HearleyーDavidsonのSoftail2018年モデル向けに「MICHELIN Scorcher 11」と「MICHELIN Scorcher 31」の2製品を発表いたしました。

 2018年も、引き続き各セグメントに付加価値の高い魅力的な製品を発表するとともに、販売店様や消費者の皆様にミシュランの製品やポリシーをよりご理解いただくため、一層尽力して参ります。また、ミシュランガイドをはじめとするミシュラン・エクスペリエンス(モビリティを通じた旅行・ガストロノミーなどの楽しい体験)をお客様に感じていただける取り組みを積極的に進めてまいります。2017年は、毎年更新するミシュランガイド東京と京都・大阪版に加え、2回目の北海道版、国内15地域目となる宮城版の発行を行いました。

 私共は、なるべく多くの時間を割いて販売店の方々やお客様と直接お会いするよう努めています。販売店の皆様には、我々の取り組みを説明し、ミシュランの品質をご理解いただくとともに、現場の率直な声を伺い、そのご要望にお応えする方策を日々模索しています。お客様からの率直なフィードバックが我々の宝であり、私共のサービスを高めていく力になります。本年も、お客様の満足度向上を念頭に事業運営に
努めていく所存です。

 日本ミシュランタイヤは、ダイバーシティを尊重し、違うバックグラウンドや経験を持った社員が共鳴を起こしてイノベーションを磨き上げる会社を目指します。本年も皆様から一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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