横浜ゴムの1~3月期 海外販売好調で増収増益 営業利益は3割増加

2017年05月12日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムの2017年12月期第1四半期連結決算は、売上高が1477億3900万円で前年同期比14・2%増、営業利益は90億6800万円で同32・0%増、経常利益は87億6900万円で同55・8%増、四半期純利益は56億6200万円で同56・4%増となった。

 主力のタイヤは海外販売が好調に推移し、MBもホース配管や自動車用接着剤の海外での販売が伸びた。ATGはほぼ想定通りだった。

 タイヤの売上高は1051億8400万円で同4・3%増。総売上高の71・2%を占めた。

 新車用タイヤの販売が堅調で、特に中国では小型車両減税により好調に推移した。

 市販用タイヤの販売では、国内はグローバル・フラッグシップブランド「アドバン」シリーズや、低燃費タイヤ「ブルーアース」シリーズなど、高付加価値商品を中心に販売を強化し、販売量・売上高ともに前年並みに推移した。海外では北米・欧州を中心に好調に推移した。

 MBの売上高は259億6100万円で同4・2%減。総売上高の17・6%を占めている。

 ホース配管事業は中国での建機市場の回復などにより、売上高は前年同期を上回った。工業資材事業では、海外でのコンベヤベルトの販売は好調だったが、海洋商品が低調で売上高は前年並みとなった。

 ハマタイト・電材事業は、海外で自動車用接着剤などの販売が好調だったことから、売上高は前年同期を上回った。航空部品事業では、民間航空機向けが低調で、売上高は前年同期を下回った。

 ATGの売上高は148億9700万円で、総売上高の10・1%を占めた。

 農業機械用・産業車両用タイヤを始めとするオフハイウェイタイヤは、穀物価格の下落などによる農業用機械の需要低迷が続いており、新車用タイヤの販売は厳しい状況だった。しかし、市販用タイヤの販売が好調だったことから、販売量・売上高ともに想定どおりに推移した。

 通期の連結業績予想は当初予想を据え置き、売上高が6600億円で前期比10・7%増、営業利益は475億円で同12・2%増、経常利益は435億円で同11・2%増、当期純利益は300億円で同59・7%増を見込んでいる。

 なお、今期末決算から従来の日本基準に替えてIFRS(国際財務報告基準)を適用する予定で、IFRS準拠の数値(試算)では売上高6350億円、営業利益510億円となる。

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