取材メモ 自動車用ゴム製品出荷が回復基調に

2017年06月05日

ゴムタイムス社

 ベルト、ホースを除く自動車用ゴム製品を中心とするべ工業用ゴム製品の生産・出荷が昨年末から堅調な伸びを見せている。

 経済産業省がまとめた本年2月の工業用ゴム製品の生産は新ゴム量で1万4583tで前年同月比3・2%増、出荷金額は588億4301万4000円で同11・0%増となり、7ヵ月連続でプラスとなった。

 自動車生産が回復傾向にあることやオリンピック・災害復興などでインフラ整備が進んでいることが考えられる。

 出荷金額ベースでみると2月は防振ゴムはじめ、防げん材、ゴムロール、パッキン類、オイルシール、スポンジ製品、ゴム板、その他の工業用ゴム製品、全ての品目で前年実績を上回った。

 唯一、前年同月を下回っていた防振ゴムは生産、出荷ともに前年同月実績を上回り、出荷金額では前年同月比22・2%増と大幅な伸びとなった。この他大幅な伸びを見せたのは防舷材が同47・6%増、パッキン類が同14・2%増と自動車用ゴム部品を中心に

回復基調となっている。

 国内自動車メーカー、主要8社が先にまとめた1月の国内乗用車用生産台数は、全体で前年同月比4.2%増となり、3カ月連続でプラスとなった。新型モデルの販売が好調だったほか、一部メーカーで北米などへの輸出が伸びたためとみられる。

 2月の速報段階でも12・5%増と4ヵ月連続でプラスとなっており、自動車用ゴム製品の生産・出荷の回復を支えているが、偏に今後の自動車生産の動向が注目される。

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