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年頭所感 日本ゴム履物協会 猪山渡会長

2017年01月01日

ゴムタイムス社

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年の日本経済は一部で力強さを欠くものの、景気は緩やかに持ち直していると判断されています。7―9月期のGDPも外需に支えられて3四半期連続のプラス成長でしたが、個人消費はほぼ横ばいで停滞しております。総務省・家計調査でも消費支出は直近10月まで8ヵ月連続して前年実績を下回っており、夏場の台風上陸など天候要因も影響したようです。しかし4月以降の消費支出が消費増税後の買い控えにより落ち込んだ平成26年当時をも下回って推移していることは、雇用・所得情勢が改善している中での回復遅れであり深刻な状況ではないでしょうか。

 履物購入においても消費者の慎重さが窺えました。これまでの円安の流れから輸入品を中心に小売店頭価格の上昇に対して消費者は購入間隔を延ばし、さらには低価格品へ切り替えるなど、節約志向、低価格化傾向が強まり購入足数、購入金額とも減少が顕著となってきました。協会員統計を見ましても、1~10月のゴム製履物及びインジェクション製履物

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