ミシュラン 「2017ミシュラン・チャレンジ・デザイン」の入選作品を発表

2016年11月24日

ゴムタイムス社

 ミシュランは11月24日、「ル・マン2030:勝利へのデザイン」をテーマに開催された、自動車の国際デザインコンペ「2017ミシュラン・チャレンジ・デザイン」の入選作品を発表した。

 1位は中国のTao Ni氏の「インフィニティ・ル・マン2030」、2位はポルトガルのダニエル・ベースラー・ペレイラ氏による「ベントレー9プラス・ミシュラン・バッテリー・スリック」、3位はカナダのカート・スキャンラン氏による「シエルゾC1」。

 1位から3位までの受賞者は、ミシュランのゲストとして北米国際オートショー(NAIAS)に招待される。また、ミシュランのデザイナーズ・レセプションで表彰され、審査委員会メンバーとともに作品レビューに参加する。

 さらに、1位入選者は2017ル・マン24時間レースで表彰される。各受賞チームと最終選考カテゴリーの全メンバーは、ミシュラン・チャレンジ・デザインの受賞者と審査員限定のオンラインコミュニティに招待される。 

  同コンペは耐久自動車レースの世界最高峰、ル・マン24時間のプロモーターであり主催者であるフランス西部自動車クラブ(ACO)と共同で実施している。

 若いデザイナーを奨励・評価するため、ミシュラン・チャレンジ・デザインとして2001年から開催しており、大手自動車メーカーの先進デザインリーダーが審査員を務めていることもあって、最も権威ある世界的なデザイン・コンペティションの一つになっている。

 応募作品数は世界80ヵ国1600点以上に上り、世界トップクラスの自動車デザイナーと業界エキスパートで構成される審査委員会が優秀作品を選出した。入選作品はオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、インド、ポルトガル、ロシアなどの個人やデザイナー・チームが手掛けた。

 なお、同コンペには、過去16年間で123ヵ国から合計9901点もの応募が寄せられている。

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