14年年間のコンベヤ需要先別 自動車・石炭が伸長して内需増加

2015年03月17日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がこのほどまとめた14年年間のコンベヤベルト(4社合計)の需要先別販売実績によると、国内の主要需要先である鉄鋼・高炉8社が対前年比(金額ベース)で増加した他、自動車関連、石炭、石灰などの販売が大きく伸長した。

 国内需要では、鉄鋼・高炉8社分の販売比率は上期に全体の3割に迫る規模となっていたが、下期にやや減速して通年では前年比12%増(販売比率24・1%)となった。また自動車関連(販売比率0・5%)は同36%増、震災復興に関わる石炭(販売比率0・7%)は同72%増、石灰(販売比率0・6%)は45%増となり、国内需要全体(販売比率55・6%)で同3%増となった。

 一方、13年実績が販売比率で5割を超えた輸出向けは、前年後半から資源国の生産調整等により需要が落ち続けたため、同18%減(販売比率44・4%)となった。

 その他の国内を細かく見ると、官需(販売比率1・9%)が同5%増にとどまった他、大手OEM国内向け(販売比率1・7%)が同5%増、大手OEM海外向け(販売比率0・5%)が同44%増、Pコンメーカー(販売比率0・6%)が同

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