【新春トップインタビュー】昭和ゴム 渡邉正社長

2015年01月13日

ゴムタイムス社

 昭和ゴムは、ここ2年ほど利益面で不振が続いていた。しかし15年はライニングの海外展開、鉄道用や医療用での大型案件の受注や新製品の発売などが見込まれている。巻き返しを図る渡邉正社長に、意気込みを聞いた。

◆14年を振り返って

 15年3月期の上半期の売上は、ほぼ横ばいであった。利益面については固定費・変動費を減らした分だけ改善したものの、委託加工費などが嵩み、なかなか水面下から上がれない状況だ。

渡邉社長

渡邉社長

 ただゴム事業に限ると、利益についてはマレーシアに拠点を置く兄弟会社であるSRMの落ち込みも一つの要因であった。受注は取れていたが、ゴムライニングを施すタンクの搬入が遅れたことが原因だ。逆に

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