【新春トップインタビュー】住友理工 西村義明社長

2015年01月02日

ゴムタイムス社

 

 14年10月に社名変更を行った住友理工(株)(愛知県小牧市、西村義明社長)。大きな転換点となった14年を振り返りながら足元の需要動向や15年の事業戦略などを西村社長に聞いた。

―14年を振り返って。

 昨年は消費税の1年。3月には税率アップ前の駆け込み需要があり、その反動が7~9月まで来た。内外ともに全体的に厳しい状況となり、今後も簡単には回復しないと見ている。また自然災害が多い年でもあり、国内外で洪水や台風、地震、土砂崩れ、火山の噴火などが相次いだ。工場を運営する上で、またビジネスとしても、そうした自然災害に企業としてどう対応すべきかを意識させられる1年だった。

―今期の業績見通しと足元の需要動向について。

 今期に入って営業・経常・当期利益を

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