14年カーボンブラック需要見通し 1%の微減に

2014年02月10日

ゴムタイムス社

 カーボンブラック協会は2月5日、2014年のカーボンブラック総需要見通しを発表、総需要を80万2728トン、前年実績見込み比1・0%の微減とした。
カーボンブラック協会は需要の主力製品である自動車タイヤの2014年需要見通し、日本ゴム工業会がまとめた2014年の新ゴム消費予想をもとに、カーボンブラックの輸出入状況を織り込み2014年の需要見通しをまとめた。
 ゴム用需要については自動車用タイヤの国内需要が前年比3%減、輸出需要が前年比5%増、トータル前年比0・9%減の需要予測から、タイヤ向けの需要を13年実績見込み比1・5%減、56万7054トンと予測。タイヤ以外の一般ゴムはゴム産業全体では前年比1・8%減の予測から一般ゴム向けの需要見通しを同1・8%減、14万9802トンとした。非ゴム向け同0・3%増、3万7000トンを合わせた国内内需計は同1・5%減、75万3856トンの微減を見込んでいる。
 輸出は高機能製品が好調で同7・0%増、4万88

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