2013年ゴムホース生産は微減予測、自動車用回復も届かず

2013年12月09日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会は今年のゴムホース年間生産量を3万5060トン、前年比95・9%と見込んでいる。出荷金額は1323億円の予想。
 経済産業省統計による年間のゴムホース生産・出荷状況を見ると、ここ数年増減を交互に繰り返している。2010年のゴムホース生産は、前年がリーマン・ショックによる世界不況で需要が激減したため、反動で回復して大幅増。2011年は東日本大震災により自動車生産台数の減少が響いて微減。2012年は高圧ホースが落ち込んだもののエコカー補助金による需要喚起によって自動車生産が伸び、ホース生産量は増加した。
 今年上期は前年のエコカー特需の反動から減少。下期に入ると国内景気の回復や新車発表により自動車需要が増加し、建機の旺盛な需要もあって高圧用ホースも伸びたが、上期不振の挽回には至らない見通しだ。
 ゴムホースの生産は自動車用が約7割を占め、自動車産業の業績がダイレクトに反映する。日本自動車工業会は、10月の四輪車生産台数が87万1434台、前年同月比10・1%の増加となり、2ヵ月連続で前年同月を上回ったと発表した。先行きの不透明感はあるものの、自動車需要の堅調な回復とともにゴムホースの需要増が期待されている。

2010-2013年の年間ゴムホース生産・出荷状況

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