2011年樹脂ベルト生産 市況軟化で出荷額は微増

2012年02月06日

ゴムタイムス社

 2011年の樹脂ベルト生産は主要需要先の食品・食品機械の底堅い需要により、内需に輸出を加えた全体では前比108%の108万5、205㎡と100万㎡の大台を2年続けて確保した。 
 出荷金額は販売競争激化による市況軟化もあり、前年比101%の112億6800万円と微増にとどまった。 
 樹脂ベルトを素材別にみるとPVCベルトは同95%の17万2、690㎡、ウレタンベルトは同105%の71万9、782㎡、環境対応素材であるオレフィンベルトなどのその他素材が同140%の19万2、733㎡となっており、安全衛生や環境対応製品の樹脂ベルトの比率が更に高まっている。