■ 新年インタビュー
CNTと新素材が拓く成長戦略
日本ゼオン 豊嶋哲也社長
25年は「ポリマーデザインカンパニー」として存在を高めた日本ゼオン。25年の振り返り、25年の印象に残ったトピックス、徳山工場の今後、26年の抱負について豊嶋哲也社長に語ってもらった。
◆25年を振り返って。
25年は、1月のトランプ政権発足から3月末の相互関税発表、そしてその後の関税率交渉と、日米間の不安定な環境下での企業運営となった。特にビジネス上、大きな不安定要素の中で、米国内の在庫製品移動など、相互関税発行後のマイナスをオフセットする動きが見られた。このような背景の中、第1四半期は非常に良好な成績を残すことができた。7月に関税が決定し、不安定要素が徐々に平準化していく過程で、需要の先食いは解消され、在庫調整へと緩やかに進んでいった。第2四半期は第1四半期と比較してスローダウンしたものの、そのスローダウンの程度は想定の範囲内であり、想定外の大きなマイナスインパクトは受けていない。結果として、上半期の数字は当初公表した数値に沿った形で推移した。
◆25年で印象に残ったトピックスは。
特に印象に残った出来事は、2つの大きな技術的ブレイクスルーがあった。
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