日本ベルト工業会がこのほど発表したゴムベルトの25年の実績予測(新ゴム量)によれば、全体で1万6586tで前年比5・9%減となる見込みとした。内訳は内需が1万3515tで同0・1%増、輸出が3070tで同25・7%減と予測した。
25年実績予測を伝動ベルト、コンベヤベルトで見ると、伝動ベルトは全体で同2・2%減と予測した。一方、コンベヤベルトは内需が5343tで同4・9%増、輸出は936tで同53・0%減と見込み、全体では6280tで同11・4%減と予測した。
伝動ベルト全体の25年の需要予測は1万306tで同2・2%減を見込む。内訳は内需が8172tで同2・7%減、輸出が2134tで同0・3%減を予測した。
一方、現時点の26年の需要予測については、ゴムベルト全体で1万6977tで同2・4%増と予想した。内訳は、内需が1万3805tで同2・1%増、輸出が3171tで同3・3%増と予測している。
品目別では、26年のコンベヤベルトは6602tで同5・1%増と予測した。内訳は、内需が5600tで同4・8%増、輸出が1003tで同7・1%増と予測した。
一方、伝動ベルトの26年は1万374tで同0・7%増と予測した。内訳をみると、内需が8206tで同0・4%増、輸出が2169tで同1・6%増と予測している。
日本ベルト工業会の資料によると、コンベヤベルトの25年は主力需要先の鉄鋼メーカーなどでコンベヤの取替需要が発生したため、前年並みで推移するも、輸出は鉱山需要の大幅な落ち込みが響く形となった。
26年のコンベヤは鉄鋼産業ほか、主力需要先が回復し前年並みを予測した。輸出についてもここ数年低迷していた鉱山需要の回復を見込み、前年を上回ると予測した。
伝動ベルトの25年は、7月以降のトランプ関税による世界経済全体の減速が影響した。
一方、26年は世界経済全体に不透明感が漂うものの、年後半からの回復を見込み、伝動全体は前年を上回ると予測している。 全文:約849文字
