■ 新年インタビュー
新事業の拡販活動を推進
バンドー化学 植野富夫社長
中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の第1ステージ(CV-1)の3年目を迎えたバンドー化学。植野富夫社長に足元の業績や中計の進捗状況などを聞いた。
◆25年を振り返って。
CV-1の3年目として「価値創造」「スマートものづくり創造」「未来に向けた組織能力の進化」の3つを掲げ、事業活動を実施してきた。
26年3月期の通期連結業績予想は売上収益1,170億円、営業利益105億円、親会社の所有者に帰属する当期利益74億円に上方修正した。売上収益はアジアを中心に現地通貨ベースで堅調に推移していることや想定為替レートの見直しによる増加影響を受けることから上方修正した。一方、採算面では輸入している原材料の高騰などもあり、コア営業利益は前回予想を据え置いた。
◆中長期経営計画の進捗について。
CV-1では、3つの指針(価値創造、スマートものづくり創造、未来に向けた組織能力の進化)を掲げている。今後の成長の原動力であり、企業価値向上に重要になる価値創造では、共創を軸に新規事業の進化とコア事業の深化を推進している。新規事業では、電子資材事業と医療機器・ヘルスケア機器事業を新たな柱に据え、製品開発に取り組んでいる。電子資材事業では、電子機器等で用いられる放熱材(HEATEX)において、放熱グリースをラインナップに加えて拡販に乗り出している。医療機器・ヘルスケア機器事業では、当社のゴム・エラストマー技術を活用した伸縮性ひずみセンサ「C―STRETCH」を用いた製品の拡販に注力しており、嚥下運動モニタ「B4S(ビーフォーエス)」では、厚生労働省が実施する介護テクノロジー導入支援事業の補助金
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