■ トップインタビュー
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ENEOSマテリアル 平野勇人社長
ENEOSグループにおける素材事業の中核として展開するENEOSマテリアルの平野勇人社長に24年度上半期を振り返ってもらいつつ、現状の課題、25年の抱負などを聞いた。
◆2024年を振り返って。
24年度上半期の営業利益は91億円に達し、23年度通期73億円と比べれば、大きく上回ったと言える。その要因として、2つある。1つ目が、24年の自動車需要はほぼ前年並みで、タイヤは1~2%の伸びに留まっている中で、SSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)が市場を
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