【新年インタビュー】明治ゴム化成 岩崎吉夫社長

2023年01月05日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

グループV字回復を目指す

明治ゴム化成 岩崎吉夫社長

 

 明治ゴム化成は数年前から社内で生産性改善のプロジェクトを互いに評価し合う取り組みを進めている。「プロジェクトを通じ社員の生産性向上に対する意識は強くなってきた」と手応えを語る岩﨑吉夫社長に中計の進捗状況や23年度の見通しについて聞いた。

 ◆昨年を振り返って。

 需給の混乱に加え、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格高騰、原材料調達難も起きた。その中で、当社グループ全体の22年度上半期業績は増収減益となった。増収は円安効果に加え、原材料やエネルギーのコスト上昇を製品売価に反映する活動もだいぶ成果が出始めた。減益は原材料やエネルギーなどあらゆるコストが増加した。中国・上海の2ヵ月に及ぶロックダウンも大きな減益要因となった。
 ただ、下期に入り自動車部門が回復基調にある。中国拠点の上海明治橡膠制品有限公司も夏休み返上で生産のキャッチアップに頑張ってくれている。通期では営業利益、経常利益ともに黒字を確保できる見通しだ。

 ◆部門別の状況は。

 自動車部品部門は自動車メーカーの生産調整の影響により減収となったが、その他の事業は増収となった。印刷機材のブランケットは国内ではUV用ブランケットの受注が増えたが、中国やアジア、欧州では受注は減少した。全体では増収となったが、上海のロックダウンやロシアのウクライナ侵攻の影響を受けた。
 合成樹脂は物流資材のプラスチックパレットの受注が堅調で全体では増収となった。工業用品事業は、OA部品のサービスパーツ受注が増加した。ロール製品は原材料の調達難や海外向け案件の減少などで減収となった。
 フレックスホース事業は対面営業が緩和される方向にあり、また原材料高騰の部分を売価で是正できたため増収と

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