総合計は20%減少 20年のコンベヤ需要先販売

2021年03月13日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がまとめた20年のゴムコンベヤベルトの需要先別販売実績を見ると、総合計は前年比20%減となった。

 国内需要全体は同17%減となり、販売比率は前年の72・2%から2・3ポイントプラスの74・5%となった。

 国内の主要需要先である鉄鋼高炉メーカーの販売比率は前年比で減少となったほか、石炭が前年を大きく上回ったほかセメントやガラスは増加となった。輸出向けは同26%減で、販売比率は25・5%となった。

 国内需要は、鉄鋼・高炉メーカー(販売比率21・2%)は年間で同31%減となった。自動車関連(販売比率0・6%)は同20%減、インフラ・土木関連では、電力・ガス(販売比率2・8%)が同20%減となった。一方、セメント(販売比率4・3%)は同9%増、石炭(販売比率1・0%)は年間で同153%増とお大きく増加した。石灰(販売比率1・2%)は同42%減と大きく下落した。

 その他、紙・パルプ(販売比率1・0%)は同5%減、ガラス(販売比率0・5%)は同

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