【新年インタビュー】入間川ゴム 清水佑樹社長

2021年01月12日

ゴムタイムス社

 

清水佑樹社長

清水佑樹社長

■ 新年インタビュー

オペレーション変革を起こす

入間川ゴム 清水佑樹社長


 20年度から新中計「NexTreme(ネクストリーム)2022」をスタートさせた入間川ゴム。製品別の状況と通期の見直しや新中計の骨子、21年度の市場の見通しについて清水佑樹社長に話を聞いた。

 ◆昨年を振り返って。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響から、当社のゴムシートやゴム成型品は需要の落ち込みが激しかった。そのため、20年度に掲げた生産や営業での計画を一からを見直さざるを得なくなった。生産では、コロナ禍で受注が急減する中で、いかに効率的な生産体制の維持に取り組んだ。工場も秋口までは一時的な生産調整を行っていたが、下半期に入ると受注も戻り始め、工場の稼働も通常の状態に戻りつつある。

 ◆製品別の状況と通期の見通しを。
 20年度上半期までの状況をみると、ゴムシートやゴムマット、ゴム成型品とも全般的に厳しい。ただ、ゴムシートは、フッ素ゴムや天然ゴムはそれほど落ち込みは見られない。成型品は一部で動いているモノもあるが、全体が落ち込んでいる分、厳しい状況に変わりはない。
 また、成型品は新規に検討しているテーマをいくつか抱え、今後製品として立ち上がることを期待している。ただ、コロナ禍でお客様の評価が進んで

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