【新社長インタビュー】三ツ星ベルト販賣 吉村介秀社長

2020年11月30日

ゴムタイムス社

■ 新社長インタビュー

お客様のお困りごと解決に全力を注ぐ

三ツ星ベルト販賣 吉村介秀社長


 

 三ツ星ベルトの完全子会社で、同社の伝動ベルトや搬送ベルト等の製品を中心に販売する三ツ星ベルト販賣(東京都中央区)。今年4月1日付で社長に就任した吉村介秀氏(吉は土へんに口)に、就任の抱負や今後の方針などを尋ねた。

 ◆社長就任にあたって。

 就任の打診を受けた当初は、長らく三ツ星ベルト搬送製品部で搬送ベルトの企画・販売に携わっていたので、とにかく驚いたというのが正直な気持ちだ。当社には10年以上前に札幌営業所長・東京営業所長を務めた経験がある。ただ、当時と比べると業績は向上し営業所の数も増えて、取り巻く状況も大きく変化している。その点では多少の不安を感じるなかで就任した。現在、半年あまりが過ぎ、各地域の営業所の状況なども少しずつわかってきた。各地域の営業所長とは比較的に年代が近く、自然に話しやすいと思う。現場の意見を吸い上げ、将来の方向性を決めていきたい。

 ◆事業内容について。

 営業所は30カ所、支店は6カ所(東北、関東、中日本、関西、中国、九州)。取扱い製品は、Vベルトやタイミングベルトなどの伝動ベルトやプーリを始め、「ママライン」シリーズなどの搬送ベルト製品、エンジニアプラスチック等の合成樹脂製品などその大半が三ツ星ベルトの製品だ。また、他社仕入商品の販売も進めており、もみすりロールなど農業関連資材など、多様な商品を扱っている。
 ◆御社の強みは。

 全国に30カ所の営業所を持っていること。地域の販売・在庫拠点として代理店と協力し、三ツ星ベルト製品の地域別の販売戦略を練ることができる。

 メーカーの販売会社として、新製品開発に関わる情報収集や新規顧客の開拓など当社はユーザーに最も近い存在として、商品知識はもちろん、地域の実情に合わせた営業体制を構築するなどオールマイティーな能力が求められる。その点を意識し、業務に当たることが大切だ。

 ◆今期の需要動向は。

 新型コロナの影響を受け、

全文:約1490文字