生産は2年連続プラス 19年度の建築ガスケット 

2020年08月19日

ゴムタイムス社

 建築ガスケット工業会がこのほどまとめた19年度(19年4月~20年3月)の建築用ガスケット生産実績によると、生産量は合計1万5787tとなり、前年度の1万4528tに比べて8・7%増加した。
 
 生産量は、近年は2万トン台を維持してきたが、14年度に1万8581tとなり、2万tの水準を下回って以降、ここ数年は減少傾向で推移していた。18年度は最低水準だった17年度を上回り、19年度も増加となり2年連続で前年実績を上回った。
 
 材料別に見ると、合成ゴム系のうちCR(クロロプレンゴム)系ソリッドは122tで、発泡体は90t、EPDM(エチレンプロピレンゴム)系ソリッドは1560t、発泡体は307tで、SR(シリコーンゴム)系のソリッドは122t、発泡体は213tだった。

 プラスチック系については、塩ビ系が1万572t、TPO(オレフィン系エラストマー)系は2801tとなっている。

2019年建築ガスケット生産実績

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