19年のエチレン生産能力 616万2千tで前年同一

2020年08月03日

ゴムタイムス社

 経済産業省は、昨年12月末時点の化学メーカのエチレン生産能力をとりまとめて発表した。

 それによると、昨年12月末時点のエチレン各社の生産能力(定修実施年)は616万2000tで前年の生産能力(同)と同一となった。また、定修スキップ年(定修を実施しない場合の生産能力)は昨年12月末時点で684万1000tで、こちらも前年と同一となっている。

 各社の生産能力をみると、出光興産は99万7000tでトップ。2位は京葉エチレンで69万t、3位は昭和電工で61万8000t、4位は三井化学の55万3000t、5位は三菱ケミカル旭化成エチレンの49万6000tと続いている。

 なお、この調査では生産能力をより的確に把握する観点から、調査時点で休止しており、かつ調査時点以降1年以内に再稼働する予定がない設備は、生産能力から除いて計算している。