コロナ影響で2万円台に急落 4月の輸入ナフサ価格

2020年06月04日

ゴムタイムス社

 財務省が5月末に発表した4月の貿易統計(速報)によると、輸入ナフサ価格は2万9189円/kl(以下同)で前月比1万1610円安となり、2ヵ月連続で下落した。

 輸入ナフサ価格の推移を見ると、昨年3~5月に3ヵ月連続で上昇した後、6月に4万3704円(505円安)と下落に転じ、その後も7月が3万9217円(4487円安)、8月が3万8263円(954円安)、9月が3万7209円(1054円安)、10月が3万7026円(183円安)と

下落が続いた。11月に3万9158円(2132円高)と上昇に転じ、その後も12月が4万1249円(2091円高)、1月が4万3745円(2496円高)、2月が4万4024円(279円高)と上昇が続いていたが、3月は4万799円(3225円安)と下落に転じた。

 ナフサ価格に影響を与える4月の原油価格(WTI先物価格)は、新型コロナウイルスの感染拡大による需要の落ち込みを受け急減した。3月上旬に1バレル40ドル台から30ドル台へ下落した後、中旬には20ドル台まで下落。下旬には一時15ドル台を割り込んだ。4月に入っても下落基調が続いた。なお、4月20日にはWTI原油先物の5月物が史上初めて一時マイナスになる異常事態となった。これら要因がWTI価格の急落につながったと見られる。

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