【新年インタビュー】三ツ星ベルト 垣内一社長

2020年01月06日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

上期売上は過去最高を更新 事業部間での協力体制構築へ

三ツ星ベルト 垣内一社長


 

 20年3月期中間決算で過去最高の売上を更新した三ツ星ベルト。垣内一社長に、昨年を振り返ってもらうとともに、創業100周年記念行事や今後の見通しなどについて聞いた。

 ◆昨年を振り返って.

 昨年創業100周年を迎え、100周年記念式典や世界代理店会議を無事に開催することができた。記念式典では3年ぶりに「世界の子供たちに愛の手を」を主題とした公共団体への寄付金贈呈式も行ったり、世界代理店会議では当社の製品が様々な場所で使用されていることをPRする動画も紹介することができた。式典の後に京都へ海外から100名、国内から100名を招待し懇親会も開催した。多くの方と懇親を深める事ができ、大変喜んで頂いたと思う。

 業績では中間期は増収減益となった。増収は建築部門の売上増に加え、土木部門の廃棄物処分場の大型工事物件があったことが大きな要因となった。利益面では原材料価格、労務費・人件費、減価償却費の費用増などが要因となり減益となったが、営業利益率は11%を上回る高い水準を堅持したので、まずまずの結果だと考えている。

 ただ、10月に入り国内は月を追うことに景況が悪化している状況だが、通期の目標値は達成できる見込みだ。中計最終年の目標値である売上高700億円、営業、経常利益78億円の達成も視野に入れ、3月まで社員一丸となり、総力を上げて目標達成を目指していきたい。

 ◆海外の状況は。

 中国、東南アジアは好調を維持、米

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