【新年インタビュー】東北ゴム 磯崎勇一社長

2020年01月08日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

現場力の強化に注力 高付加価値品の拡販目指す

東北ゴム 磯崎勇一社長


 

「新しい技術で新分野に挑戦」を掲げ、各種産業向けに多彩なゴム製品を提供する東北ゴム。19年の動向や製品別の状況、経営課題、今年の抱負などについて、磯崎社長に聞いた。

 ◆昨年を振り返って。

 米中貿易摩擦など世界経済の影響もあり、上期後半から需要が落ちこみ始めた。ハンドレールは堅調に推移しているが、帯電防止用シート「エレリーク2」は環境対応製品として売上を伸ばしてきたが、7月のRoHS2施行により一旦ピークアウトとなった。特殊品の大口受注などである程度カバーしたが、売上は前年よりも減少した。

 ◆製品別の状況は。

 シートは昨年4月から品種構成を変更した。天然ゴムシートなど生産能力との兼ね合いをみて、選択と集中を行った。今後は付加価値の高い製品へのシフトを推進していく。ホースは船舶向けが減少傾向だが、土木向けは若干上向いている。サクションゴムホースは前年並みに推移している。
 ハンドレールは保守案件が3分の2を占めており、需要が安定している。新設向けではウレタン製のハンドレールが伸長している。ウレタン製は意匠性もよく、需要が増えていくと想定され、今後の生産体制をより強化していく。

 バックナーも材料高に苦しみ選択と集中を行ったが、顧客の中には当社製品の品質を評価して戻ってきてくれたところもあり、ありがたいと思っている。今後も特定の優位性のある工事向けバックナーに注力すると共に、土砂バッグとしての多用途展開を図っていく。

 ◆注力製品は。

 現在開発中の融雪マットと非粘着複合ゴムシートの「Zー1ライナー」に注力していく。

 「Zー1ライナー」は、昨年の夏

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【新年インタビュー】東北ゴム 磯崎勇一社長

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