【新年インタビュー】明和ゴム工業 坪井栄一郎社長

2020年01月07日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

生産性向上をさらに推進

明和ゴム工業 坪井栄一郎社長


 「常に本業をベースとした絶えざる技術革新」を経営理念に掲げ、印刷用や工業用ロールを手掛ける明和ゴム工業。坪井栄一郎社長に今期足元の状況や海外展開、今年の抱負などについて聞いた。

 ◆足元の状況は。

 前期を振り返ると、19年9月期売上は若干の減収となった。ただ、前期は受注残があったほか、12月の高機能フィルム展には多くの方々がブースに訪れていただき、中には当社にとって今期後半に実となりそうなお話もあった。その意味では今期は期待が持てる中でスタートが切れたといえる。

 ◆ロール事業の動向は。

 印刷用は、UV向けは順調に推移している。当社はゴム・樹脂の両素材のロールを持つ強みを生かし、お客様の使用条件に応じ、幅広い提案ができる環境にある。UV向けは今後も伸びしろがあるとみている。

 また、新聞用はオリンピックに向けた更新が一段落し、更新案件は小規模になりつつあるが、きめ細やかな営業体制を敷くことで、案件を取りこぼさないようにする。

 また、工業用のフィルム向けは

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