【新年インタビュー】マクセルクレハ 海﨑一洋社長

2020年01月08日

ゴムタイムス社

■新年インタビュー

マクセルグループとのシナジー創出加速

マクセルクレハ 海﨑一洋社長


 

 

 昨年10月1日よりクレハエラストマーから社名変更したマクセルクレハ(大阪市中央区、海﨑一洋社長)。昨年1月に就任した海﨑社長に主要3事業の状況やマクセルグループ(G)とのシナジーについて聞いた。

 ◆主要3事業の状況は。

 シート事業は、米中通商摩擦の影響を受け、さらに6月に工場設備のトラブルが発生したため汎用シートが一時供給不足となり、上期は非常に厳しい状況だった。下期に入って、汎用シートの供給不安が解消され、お客様の信頼も取り戻せつつあると感じている。シート事業の状況は依然として厳しい状況が続いているが、上期より改善していることは間違いない。今後はマクセルGとのシナジーに加え、当社の強みである超広幅スーパーワイドや極薄シートなど高機能シートを活かして、お客様のニーズに応えていく。

 耐摩耗機材事業は比較的好調に推移している。今後も従来からのお客様との連携を強化しつつ、フィンランドMETSO社の提携をベースとして、製品・サービスの領域を広げることが重要になる。

 精密特殊品事業はお客様により温度差は多少あるものの堅調に推移している。今後はお客様の感度が高くなりつつある環境面での課題にも積極的に取り組んで行きたい。

 ◆マクセルクレハの強み。

 現場と営業に一体感があり、

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