コンベヤ内需が好調 1~6月のゴムベルト生産 

2019年08月02日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会が発表した19年1~6月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況は、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万3013tで前年同期比1%減となった。

 内需はコンベヤが同11%増、伝動ベルトは4%減となり、生産量合計は1万267tで同3%増となった。

 輸出に関しては、コンベヤが同19%減、伝動ベルトが同2%減となり、生産量は2746tで同15%減だった。

 品種別では、コンベヤ合計の1~6月は7437tで同1%増。コンベヤ内需は、東日本地区で東京五輪関連の需要が堅調に推移した。さらに、再開発案件など大型プロジェクト向けも伸長し、鉄鋼・砕石向けなどが増加した。

 一方、輸出向けは、豪州など資源国向けの需要が停滞していることに加え、ベルトメーカーが現地生産を拡大していることもあり、前年を下回る状況が続いている。

 一方、伝動ベルト合計の1~6月は5576tで同4%減。内需は4840t

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