コンベヤ・伝動とも減少 1~3月のゴムベルト生産 

2019年05月14日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がこのほど発表した19年1~3月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で6302tで前年同期比2%減となった。

 内需はコンベヤが同10%増、伝動ベルトは6%減となり、生産量合計は5001tで同2%増となった。

 輸出に関しては、コンベヤが同19%減、伝動ベルトが同4%減となり、生産量は1301tで同16%減だった。

 品種別では、コンベヤ合計の1~3月は3526tで横ばいとなった。コンベヤの内需はインフラ整備や災害復旧、東京五輪に向けた工事案件などの影響で、セメントや砕石向けの需要が増加した。一方、輸出については、各ベルトメーカーによる現地生産拡大などが影響し、各月とも2桁のマイナスとなったと思われる。

 一方、伝動ベルト合計の1~3月は2776tで同6%減となった。内需は2408t

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