【新年インタビュー】西部工業用ゴム製品卸商業組合 岡浩史理事長

2019年01月10日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

40年続く親睦を次世代に継承

西部工業用ゴム製品卸商業組合 岡浩史理事長


 

 組合員を対象とする研修や勉強会、商品説明会などを精力的に実施し、5月には40周年記念式典を予定している西部ゴム商組。昨年5月に就任した岡浩史理事長(岡安ゴム)に、19年の組合活動、組合の役割や課題などを聞いた。

 ◆18年を振り返って。
 景気が良いという組合員が多く、ホース部会やベルト部会のメーカーの現況も好調だ。一方で、人手不足が浮かび上がり、値上げの動きも相次いだ。
 組合活動では、人材育成が順調で、様々な教育の施策を実施している。委員の参加状況も良好だ。
 役員は、2代目や3代目の若手経営者に理事や委員として参会いただき、各部会長や副部会長も若返り、世代交代が進んだ印象だ。若手の役員も実務が多い中、欠かさず参加していただいている。
 組合行事も盛況で、特に中堅社員セミナーは、定員30名のところに50名以上の応募があり2回に分けて開催するなど、活性化している。組合員の人材育成への関心が高まり、組合行事のうち最も推奨できるものとなっている。組合員企業の中堅クラス同士がつながりを持ち有意義な情報交換が行えるよう願っている。
 商品説明会も参加者が80~100名に増加し盛況で、今後は新規の企業による説明会も実施し、さらに工夫していきたい。説明会が実施できることも当組合への入会のメリットになっている。
 視察研修については、次世代経営者の会が主体となり企画し、今年3月を目途に

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