【新年インタビュー】入間川ゴム 清水佑樹社長

2019年01月01日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

マーケティング戦略を強化

入間川ゴム 清水佑樹社長


 

 中計「NexT2019」が2年目を迎えた入間川ゴム。16年に就任した清水佑樹社長に中計2年目を振り返ってもらうとともに、今年の展望などを語ってもらった。

◆18年を振り返って

 18年度上期(4~9月)は前年以上の数値となり、ほぼ計画通りに推移した。景気が落ち着いてきた印象だが、売り上げは落ちておらず、18年度はそれなりの水準で着地できると見ている。

 製品別では、幅広い品種が比較的好調で、シート全般が好調だったほか、マットも好調で都内を中心に工事案件などが多く、順調に出荷している。

 成型品は、新規の大型案件が少なく昨年よりも落ち着いたが、18年夏に新規にプレス機を導入し、新たな開発案件の獲得を目指している。

◆下期、通期の見通し

 ゴムシート業界の傾向から1~3月にある程度動くと期待している。利益面は、原材料費の上昇の影響で圧縮される見通しだ。上期に価格改定を実施したが、効果は限定的だと見ている。

◆19年の見通しは

 景気が好調に流れると期待したいが、秋の消費税増税や米中貿易摩擦など外交的なリスク、政治的なリスクがあるので楽観視は出来ない。

◆需要の見通しは

 土木工事などはまだまだ

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