18年4~6月のゴムライニング 生産は3%増 2四半期ぶりの増加

2018年08月24日

ゴムタイムス社

 日本ゴム工業会・統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた4~6月のゴムライニング生産実績によると、国内・輸出を合わせた生産は117・8tで前年同期比3・3%増となり、前四半期のマイナスからプラスに転じた。

 主力の化学工業用はソーダ工業用途が前年同期を下回ったものの、紙パルプを含むその他が大幅な増加となり、全体でも前年同期を上回った。その他用全体では水処理装置、大気汚染防止装置、化学機械装置が前年同期を上回った。他の用途では、車両・船舶用が微増となったが、鉄鋼用、食品工業用、鉱山・非鉄金属用は前年同期を下回った。

 化学工業用は43・9tで同8・8%増。前四半期の減少から増加に転じた。

 鉄鋼用は5・6tで

全文:約639文字

関連キーワード: ·