18年2月のゴムホース 生産量は4%増、出荷は微増

2018年04月27日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会がまとめた2月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は3158tで前年同月比4・1%増。出荷金額は117億9200万円で同0・5%増となった。

 生産量は12ヵ月連続の増加、出荷金額は2ヵ月連続で増加した。生産量は、全体の約3分の2を占める自動車用ホースが同1・4%増で3ヵ月連続で増加、高圧用は17ヵ月連続の2桁増と好調を維持したが、その他用は同3・1%減少した。

 品種別で見ると、自動車用ホースは生産量が2099tで同1・4%増、出荷金額は89億5700万円で同2・8%増となり、生産量は3ヵ月連続で増加。出荷金額も16ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 日本自動車工業会によれば、2月の国内四輪自動車の総生産台数は、前年同月比0・1%減と2ヵ月連続の減少だった。これはトラック・バス用の生産減が響いているためで、軽自動車や普通車の需要は安定している。

 主に建設機械や工作機械に使われる高圧用は、生産量が487tで同30・

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