【新年インタビュー】金陽社 中田惠二社長

2018年01月09日

ゴムタイムス社

 「最良の製品、最高の品質、未来への挑戦」を経営方針に掲げ、ゴムロールやゴムブランケットを展開する金陽社。中田惠二社長に上半期の状況や安全対策などについて聞いた。

中田惠二社長―上半期の状況は。

 印刷関係では、 ゴムブランケットが国内で前年同期を上回ったが、輸出向けが現地や海外メーカーとの価格競争が激しく、やや苦戦を強いられた。ゴムロールは積極的な拡販施策が奏功し、ほぼ前年並みとなった。
 一方、フィルム用や鉄鋼関係のロールは前年同期を上回った。また製紙用ではお客様より高評価をいただいた製品が健闘するなどしたものの、売上全体では低調であった。この他、OA機器用ロールは前年同期並みとなった。

―下半期の見通しは。

 足元を見ると、国内では10月、11月と上向きの気配が見られ、下半期は伸びを期待している。今期(17年度)は「第2期中期3ヵ年計画」の2年目。当社を取り巻く環境は厳しいが、売上・利益とも中計で掲げた数字に近づけていきたい。

―期待する製品。

 製紙用では、紙パルプ技術協会の

 

全文:約1153文字

関連キーワード: ·