【新年インタビュー】早川ゴム 早川雅則社長

2018年01月09日

ゴムタイムス社

 第2成型工場(箕島)の稼働とともに、19年1月には現場の業務負荷を軽減する新基幹システムを導入する早川ゴム。「温故挑戦」をキーワードに次の100年に向けた事業に取り組んでいる早川雅則社長に2018年度の経営課題を聞いた。

 ◆2017年度を振り返って。
 
 2017年12月期の売上高は95億円、前期比95%で経常利益は4億円程度になる見通しです。各部門ともに売上がエアポケットに入ったように低調に推移し減収減益になりました。
 一方、生産面では、原価低減のカイゼン活動が活発に行われ、夏場に取り組んだ省エネ活動では、1300万円の効果があり、省エネ意識も高まり、利益に貢献してくれた。

 大きなトピックスとしては、日本適合性認定協会が実施している表彰制度「第3回JABアワード」を受賞(3月)し、ISOを有効活用しているゴム業界では初の受賞企業となりました。7月にはテレビ新広島の番組「情熱企業」で当社が開発型企業として紹介されたほか、10月には当社の新製品「船舶用制振材」を採用した豪華クルーズ船「ガンツウ」が瀬戸内海で就航しました。

◆2018年度の業績見通しについて。

 18年度は良くなると思っている。売上高100億円、経常利益5億円の増収増益の予算です。建設資材はオリンピック関連施設での新国立競技場(土木止水材・スパンシール)、晴海の選手村建設関連(土木可撓継手)などでの工事資材の需要が動き始めており、販売拡大が見込まれる。

 重点市場の3K「改修」「環境」「海外」のなかでも今期は「改修」事業を重点に新製品開発や市場開拓、既存品のシェア拡大に積極的に取組んでいく。建設資材部門は、特に下水道の改修工事「リメイクリング工法」や、農業用・工業用水の改修工法「INジョイント」に注力していく方針だ。「海外」については、タイの現地企業との合弁会社HER社(ハヤカワ・イースタンランバー)で、現在、自動車用フロアマットとエアコン用

 

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