【企業紹介】カジウラ 小回りの利くサービスで顧客満足目指す

2017年09月08日

ゴムタイムス社

 高度な技術と高い品質をモットーに様々な製品をニーズに応えるゴム・樹脂商社のカジウラ(名古屋市西区、家田高蔵社長)。家田社長に、需要動向、今後の戦略などについて聞いた。

■カジウラの歴史について

 弊社は明治30年に創業したが、当時はゴム商社ではなく、馬具屋から始まったと聞いている。その後、馬具からベルトを止める金具のオーバルボタンの製造へと変わっていった。そして昭和26年に合資会社梶浦商店を設立した時には、工業化の流れがあり、その時代の変化に合わせて、工業用ゴム製品の卸販売など行うゴム・樹脂総合商社という業態になっていった。そこで人材を雇用するために、平成4年に今のカジウラの社名に変更した。

 創業者は梶浦だったが、その後、野崎に代わりそして家田に変わっていった。家田になってから、私が3代目となる。17年は創業から120年を迎える年になった。

■最近の需要動向は

 弊社はベルトでは伝動ベルトと搬送ベルト、ホースではゴムと樹脂ホースを取り扱っているほか、工業用品も扱っている。売上の構成比はベルトとホースが約半分以上を占めており、残りが工業用品という構成。需要先としては、愛知、岐阜、三重の東海三県を中心に

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