【ゴムシート特集】16年は生産2%減、出荷微増

2017年05月01日

ゴムタイムス社

 日本ゴム工業会・ゴム板部会がまとめた16年年間のゴム板の生産・出荷実績によると、合計生産量は1万9466tで前年比1・6%減、出荷量は1万9144tで同0・1%増となった。

 生産の内訳はプレス製品が1万9111tで同1・8%減、その他354tで同9・6%減。出荷の内訳はプレス製品が1万8805tで同前年同期並み、その他339tで同0・9%増。

 16年のゴム板生産の推移を四半期ごとに見ると、1~3月は前年同期が不振だった影響でプラスとなったが、その後は減少基調となり、各四半期ともにマイナスとなった。この結果、通年でも前年実績を下回った。

 1~3月の合計生産量は、前年同期が消費増税後の反動減により振るわなかったこともあり、前年同期実績を6・5%上回った。

 4~6月の生産については、4月は前年同月実績を上回ったものの、5月以降の生産量が前年同月実績を下回り、4~6月の合計生産量は前年同期比5・9%減となった。その結果、1~6月の合計生産量は同1・4%増となり、前年実績を上回っ

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