【企業特集】NOVO スイス製カッティング機で新参入

2017年04月03日

ゴムタイムス社

パッキン・ガスケット向けに内覧会実施で高精度をPR

 NOVO㈱(大阪市天王寺区、廣方晋社長)は、CADやCAMシステムの輸入販売を通じカッティングソリューションを提案することで、高品質・高付加価値製品の国内生産をサポートしている。

 特に、皮革業界に特化した自動裁断システムの販売を行い、その裁断ノウハウと手厚いアフターフォローでシュアを拡大してきた。その自動裁断システムのなかのひとつに、スイスのZUND社(以下、ズンド社)のカッティングプロッターがある。同社では、同機械の販売を開始して以来、約100台アパレルや皮革業界に高い実績を残してきた。

 今回、ズンド社のカッティングプロッターの販路拡大のため、板金系CADCAMソフトウェアの開発と販売で豊富な経験やノウハウを待つ㈱テクノソフトと業務提携を行い、パッキン・ガスケット業界に参入していくことを決定した。

 パッキン・ガスケット業界で、同社が主に販売するのは、ズンド社のカッティングプロッター「G3」タイプ。

 同機械は標準ツールの高さ最大50mm厚までの材料に対応。自動制御式のバキューム容量は1~15kwとなっている。

 特長は、モジュールを交換するだけで、ツールの追加や拡張機能がいつでも可能な点。また、最大3つのモジュールを同時に搭載することができ、1度の作業でツール変更することなく、3つのツールが使用できるのも特長だ。さらには、モジュール

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